今回は、ねこねこも疑問に思っていた『潮の流れがあると、なぜアジは釣れやすくなるのか?』を調べた結果を紹介します。
また、釣り初心者の方向けに漁港でのアジが釣れるポイントを解説していきます!
※あくまでも、ねこねこの主観で解説していますので、参考程度に捉えて下さい。
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潮の流れがあるとなぜアジは釣れやすくなるのか?
水中の酸素量の変化で魚の活性が上がる
ねこねこ自身も潮が流れると、なぜアジが釣れやすくなるのかと理由を考えていたところ、下記の理論を知って、納得しました。
一般に魚は上げ○分、下げ○分といわれるように、潮が満ちてくるときや引いていくとき、つまり「潮が動いている」ときが食いがよいとされる。 一般的にはこれは海水が動くことによって水中に「かき混ぜ効果」が出て水中の溶存酸素が増え、魚の活性が上がるからだといわれる。
引用元:魚が釣れない理由とされる「潮がわるい」とは?|知っていたからって釣れるわけじゃないけれど…《アーカイブ from 2013》
一般的に、魚の活性に関わるとされている、『水中の酸素量』。
この理論は水中の酸素量が増えると、アジの動きが活発になり、捕食活動が上がるとされています。
例えると、
空気の薄い高い山…酸素が薄い。活動すると体内の酸素量が少なくなる=活動量を制限せざるおえない。
平地…酸素が薄くない。活動しても、大気中に十分酸素がある。体内の酸素量も少なくなりずらい=活動量を制限しなくても問題ない。
ねこねこはこう解釈しました。
潮が流れる事で餌が捕食しやすくなる
別の理由も納得できた理論がありますので、紹介します。
潮の動きによって海底が攪拌され、プランクトンや有機物などが流れ始めるので、それを食べるさまざまな生き物たちが動き出すことも見逃せない。
引用元:魚が釣れない理由とされる「潮がわるい」とは?|知っていたからって釣れるわけじゃないけれど…《アーカイブ from 2013》
この理論で一部、該当するなと思った現象は、『潮が流れ出すと、ボトムにいたアジが上がってくる』。
海底に溜まっていたプランクトンが上がっていき、それを捕食するアジもいるんだと思います。


潮の流れによってアジの向きが変わる
ねこねこが釣り場で、『シーバスが流れと逆行してベイト(餌)を待ち構えていた』のを目撃しました。
上記の現象を目撃するまでは、『潮の流れによってアジの向きが変わる』のは迷信だと思っていました。
それからは、潮の流れがある場合はキャストして狙うポイントにアプローチできるように、潮上を狙うようにしました。


×の着水点はアジにアプローチできない。
なぜ?『アジが流れの方向と逆に向く』かというと、
『遊泳能力が無いプランクトン等が流れによって流れてくる』『回遊能力の低い小魚を捕食しやすい』からだと、ねこねこは考えています。
なので、潮の流れの中にルアーを流して、アプローチすると待ち構えていたアジが食ってくるのです。

この事から、『潮が流れ出すとアジが釣れやすくなる』と思います。
潮が動き出すタイミングは、潮位の変化が大きい時間帯に動き出します。
場所によっては、時間のタイミングが違うので、必ず釣りをするポイントのタイドグラフを参照してください。
オススメのサイトはこちら↓
釣り天気.jp | 釣り人必見の全国の釣り場の天気&風や波、潮汐情報がまる分かり! (tsuritenki.jp)


漁港でのアジが釣れるポイントはどこ?
初心者の方でも、アクセスしやすい一般的な漁港でのアジがいるポイントを紹介します。
ポイント探しの心得はこちらの記事を↓
①常夜灯がある場所

夜間のアジングの一級ポイントは、常夜灯周りです。
なぜなら、餌となるプランクトン/小魚が集まりやすく、その集まった餌をアジが捕食するので、アジも集まってきやすくなります。
常夜灯のポイントで狙うべき箇所は、『明暗の境目』です。
暗所で餌を待ち構えているアジがいる事が多いので、積極的に狙いましょう!
しかし、常夜灯周りは場所取りが困難な場所も多々あります。
横に入らせてもらう場合は挨拶と断りを入れる事をオススメします。
揉め事になる可能性があるので。
②ミオ筋(船道)

大型の船が漁港に入れるよう、漁港の入り口付近の海底は深くなっています。
そのミオ筋がブレイクとなり、アジが餌を待ち構えている場合があります。
また、ミオ筋を沿って回遊しているアジもいます。
初心者の方はブレイクを探すのが難しいので、ブレイクを探す際は『カウント』するとわかりやすくなると思います。

③スロープ

緩やかに駆け上がり(ブレイク)になっているスロープ。
このポイントもアジが回遊、居着いている可能性が高いです。
海藻などのストラクチャーも出来やすく、プランクトンや小魚も集まりやすいと思います。

④船着き場

船の下、船の間にアジが居る可能性があるポイントです。
デイゲームでは船の下が暗所になり、居着きのアジがいる事もあります。
ただし、キャストに自信のない方にはオススメしません。
漁業関係の方のお仕事道具(船/ロープ/旗)にジグヘッドが掛かってしまうと、漁師の方が針で怪我をしてしまったり、道具自体を破損させる原因になったりと迷惑がかかってしまいますので。
⑤防波堤下が外海と湾内で繋がる場所

ねこねこの経験上、このポイントは流れが早くなった時にドリフトで流したり、ボトムから跳ね上げて、アジが釣れた事があります。
流れの中に、餌がいないか待ち構えているアジがいると思います。
⑥堤防の際

明るい内に堤防の際を、確認してみてください。
恐らく小魚が何匹もいる場所がある事がわかります。
堤防の際も『ストラクチャー』になり、回遊するアジや居着きのアジもいる場合がありますので、狙ってみると良いと思います。

まとめ
『潮の流れがあるとなぜアジは釣れやすくなるのか?』と漁港でのアジが釣れるポイントを紹介しました。
如何でしたでしょうか?
あくまでも、ねこねこの主観ですので、参考程度に。
少しでも、アジングを楽しめるよう、皆様のお役に立てれれば、幸いです。
ではまた!

皆様、楽しいアジングを!

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